18日午前の段階で、仮想通貨市場は堅調な推移となっている。イーサリアムは過去24時間で9%ほど上昇しており、市場の価格上昇を牽引している。これには複数の要因が指摘されている。


イーサリアムが牽引し18日午前の市場は堅調

18日午前の段階で前日比1%ほどの上昇となっており、堅調な推移。イーサリアムは17日からこれまでに価格が9%上昇しており、ビットコインよりも高い上昇率となっている。著名アナリストDonAlt氏氏は18日、ツイッター上で「今後、数週間はイーサリアムに強気」と発言。ビットコインよりもパフォーマンス上回るとし、市場を牽引するとの見方を示している。


イーサリアム上昇の原因は?

イーサリアム価格が上昇しているのはいくつか要因があるようだ。ナスダックやフィデリティ、マネックスも出資する米次世代取引所ErisXは、CFTC(米先物取引委員会)へイーサリアム先物に関する意見書を提出。その中で、「イーサリアム先物取引は市場の成長や成熟にプラスに作用する」ことや、機関投資家や多くのプレイヤーが参加するきっかけになると前向きな見方を示した。また、先日は米大手JPモルガンが、独自仮想通貨「JPMコイン」を発行することを発表。JPMコインはイーサリアムの「Quorum」と呼ばれるプライベートネットワーク上に構築される。FXCoinでシニアアナリストを務める松田康生氏は、ErisX、JPMコイン発行が、価格上昇の要因になったと指摘している。イーサリアムは今月27日に延期されていた時期アップデート「コンスタンチノープル」が予定されている。先日も、それに伴いASIC(特定用途向け集積回路)への耐性を持つコンセンサスアルゴリズム「ProgPoW」がユーザーの大多数に支持されたことが報道されたばかり。ProgPoWは、ASICへの耐性をもつことで、マイナーの独占防止やマイニング参入障壁を低くする。しかし、「ProgPoW」実装については、第三者機関の監査後に判断するとコア開発者から発表されている。