米国の大手仮想通貨決済企業ビットペイのCEOがCNBC内で発言した。同氏はブロックチェーン決済が想定よりも早く普及する旨を述べた。


「数年でブロックチェーン決済が普及」 ステファン・ペア氏

大手仮想通貨決済企業ビットペイのCEO、ステファン・ペア氏がCNBCの番組内で答えた。同氏はそこで「5年以内にブロックチェーン決済が普及する」と、業界に対しての展望を述べた。同氏は以前、ブロックチェーン決済が普及するまで10年ほどかかると見込んでいたようだが、昨今の技術の進展を考えるともう少し早く普及すると予想を変更したとのことだ。また、それらの決済の中にはブロックチェーン上で発行されたドルやユーロも含まれると述べ、法定通貨もブロックチェーンを使って決済されるとの予想を語った。その他に、同氏は直近の相場に関してもコメント。現在の価格の低迷は投機によって引き起こされていると指摘した。ペア氏はビットペイの年間取引高は10億ドルだが、今後100億ドル、1000億ドルの規模に上るとし、そうした決済での利用が価格上昇の要因になると指摘した。


弱気相場においても前向きな見解

ビットペイは先月22日にも幹部ソニー・シン氏がブルームバーグのインタビューに応えている。シン氏は、19年末のビットコインの価格が15000ドルから20000ドルに上ると予想。弱気相場においても強気の価格予想をおこなった。同氏は、価格上昇の要因に、Bakktといった機関向けサービスの他、規制が明確化されることにより、業界が規格化し資金流入が起こると見解を述べた。このように、ビットペイのCEOを含めた役員は、市場に強気の展望を持っているようだ。特に、今回ペア氏が述べた決済における利用は、19年以降も注目となるだろう。国内でも今年の8月、経産省がキャッシュレス決済に向けて2019年度予算に30億円を検討していることが報じられるなど、普及に向けての動きが強まっている。現時点ではそれがブロックチェーン決済とは直結していないが、ペア氏のいうように、法定通貨がブロックチェーン上で決済されるのもそう遠くはないのかもしれない。