15日の仮想通貨市場は銘柄によってまちまちの展開になった。直近では、一部のアルトコインの高騰が続いておりメディアや専門家の中でも話題になっている。


ビットコインはやや上昇 アルトコインは一部で高騰

15日のビットコインは前日比で1%未満の小幅の上昇。引き続き節目4000ドル突破が焦点に。本日は仮想通貨ネム(XEM)、リスク(LSK)が高騰した。ネムは以前から注目されていた決済能力を高める「カタパルト」のローンチ計画を今月末に発表することが要因と指摘されている。リスクに関しては、開発拠点であるドイツの銀行「WEG Bank AG」と提携する観測記事で価格が上昇したとみられている。直近ではこのように、ビットコインの動きに反して一部のアルトコインの高騰が目立っている。価格が変動する銘柄も日によって変わり、局所的に価格が上昇している展開だ。eToro社シニア・アナリスト、マイティ・グリーンスパン氏は今週、ブルームバーグの記事で「アルトコインの季節がきた」と指摘。実際に、コインマーケットキャップによる市場全体の時価総額は15.2兆円と前週から小幅に増加。ビットコインがほとんど動かない中増加しているということは、アルトコインへの資金流入が起こっているのを表している。


15日のトピック

本日は、政府が仮想通貨に関する改正案を閣議決定したことが話題に。これは金融庁が昨年まとめた研究会の報告書に原則基づいたもので、今国会で提出される予定。主な内容として仮想通貨の呼称を「暗号資産」に統一することなどが盛り込まれた。この他には、ビットコインETFに関する報道があった。SEC長官、ジェイ・クリントン氏は15日、米メディア「FOX Business」のインタビューの中でコメント。ビットコインETFに関して、価格操作やカストデイの観点から未だに懸念が残るとの見解を示した。しかし、完全に仮想通貨を否定するわけではないとも述べており、今後SECが求める条件を満たすETFも申請される可能性はあると前向きな見解も述べている。