ここ数日間揉み合いを続けていた仮想通貨市場だが、夕方ごろからライトコインの価格が急騰。それにつれてビットコインの価格も上昇した。


8日の仮想通貨市場

8日の仮想通貨市場は17時頃からライトコインを筆頭に価格が急騰。全面高の展開となった。ビットコインは前日比1.5%と小幅ながらに上昇。これまで安値圏で揉み合いの展開となっていたが、数日振りの変動率を伴った上昇となった。ライトコインは前日比でおよそ12%を越える大幅な上昇。その要因として、ライトコインがMinbleWinbleを実装するために、BEAMから支援を受けるのが発表されたことが指摘されている。Mimblewimbleを搭載したライトコインは、匿名性の高い取引が可能になり、通貨の要素でもある「代替可能性(Fungibility)」の向上にもつながるという。市場全体の時価総額は12.5兆円で推移、前日比でわずかに上昇した。


8日のトピック

市場全体の価格が上昇した要因として、本日はビットコインのトランザクション上昇が一部で指摘されている。transactionfee.infoのデータによると、ビットコインのトランザクションは、価格が過去最高値付近で推移していた2018年1月の水準まで回復している。これに対し、ビットコインのセキュリティシステムを手掛けるCasa社の最高技術責任者、ジェームソン・ロップ氏は、Mdiumへの投稿の中で、ビットコイン自体のエコシステムが成長しているとの見解を示している。実際に、ビットコインの価格は2018年中下落したが、それに反してトランザクション量は上昇し続けているという結果になっている。ロップ氏はこの背景に、Segwitの導入が進んだこと、またビットコインドミナンス(市場全体におけるビットコインの取引のパーセンテージ)が18年中に上昇したことを指摘した。同氏は、投機的なアルトコインから相対的にみて安全なビットコインに逃避しているとの見解を示している。本日はこの他に、ビットコインETFに関する報道が話題に。6日、CNBC「クリプトトレーダー」に出演したブライアンケリー氏は、ETFは実現は年内にはないとの見解を示し、2020年内に承認されると語った。