週末は反発していた仮想通貨市場だったが、19日は再び下落。ビットコインは年初来安値を更新し再び市場全体が全面安の展開となった。


19日の仮想通貨市場は全面安の展開に

19日の仮想通貨市場は再び全面安の展開に。本稿執筆時点でビットコインはおよそ5200ドルで前日比6%の下落、リップル(XRP)は0.47ドルで前日比6%、ビットコインキャッシュは350ドルで7%を超える下落、そしてイーサリアムは155ドルで12%近く下落している。コインマーケットキャップで確認できる時価総額は20兆円の節目を割り、およそ19兆円となっている。19日はビットコインの年初来安値が更新されており、今後節目である5000ドルを割り込むかが投資家の注目の的となるだろう。


下落要因は何か 一部では既存の金融市場との関連も

15日の価格暴落にかんしては、その翌日に行われたビットコインキャッシュのハードフォークが指摘されていた。ハードフォークを前に、投資家たちがリスク回避のため資金を移動させたということだ。しかし、本日になって価格の下落が継続していることから、下落の要因はその他にもあると考えられる。ロイターが報じたバンクオブアメリカのアナリストの分析によると、今回の仮想通貨市場の暴落は仮想通貨独自の要因だけではなく、金融市場全体の動きだという。アナリストは、仮想通貨市場以外にもここ数種間で原油市場も暴落しており、いずれ金融市場全体が「フラッシュ・クラッシュ」を起こす可能性も指摘した。仮想通貨市場と既存の金融市場の相関性については、専門家の中で意見が別れているが、eToro社アナリストマイティ・グリーンスパン氏は、米国株式市場と相関性があることを指摘している。また、マネックス仮想通貨研究所の大槻氏は、足元でVIX指数とビットコインの価格に相関性についてのレポートを発表している。これらの専門家の意見に従うのであれば、今後しばらくの間は仮想通貨市場とその他の金融市場の動向をチェックしたほうがよさそうだ。