仮想通貨市場には、機関投資家が不足しているとされてきた。もちろん、個人投資家の中でもクジラと呼ばれる莫大な資金を持つ人々はこれまでも市場に影響を与えてきた。その上で、仮想通貨市場全体では、取引サービスの充実に伴って、機関投資家が参入しつつある。

 

もちろん、仮想通貨市場をめぐる規制や法案は、まだ発展途上であるものの、仮想通貨の可能性を信じている機関投資家は多い。

 

その上で、今回ビットコインと金に対して、相関関係が見られたことが発表された。つまり、金の需要とビットコインの重要がデータとして重なる部分があるということになる。

 

・ビットコインと機能相関関係について

ビットコインは、非常に価値の変動性の大きい仮想通貨であり、現在も仮想通貨市場の基軸通貨となっている。しかし、ビットコインを基軸通貨としない取引所も出現しつつあり、今後はビットコインの立ち位置にあるとコインのどれかが収まる可能性が十分にあると言える状況だ。

 

対して、金は経済などの影響を大きく受けにくいものであり、投資として資産を残す場合、既に投資を行うという選択肢は現在でも非常に人気がある手法だ。

 

相関関係の数字はプラスで最大が1であり、ビットコインと金の相関関係は0.84だった。金とビットコインの価値は、ほぼ相反するものと言っても過言ではない。しかし、相関関係から見れば明らかにビットコインに対してのニーズが金と類似していることになる。つまり、仮想通貨市場に対して、莫大な資金を持つとされる機関投資家が流入している可能性が非常に高い。

 

機関投資家に対するサービスの提供は、仮想通貨市場では、始まったばかりと言えるものしかない。しかし、将来的に見れば、安心した取引を行える体制が整えられつつある。そのため、ビットコインに限らず、金のような経済に強く左右されない価値を持つ資産と仮想通貨は、相対的に似たような取り扱いとなっていく可能性があると言えるだろう。

 

もちろん、仮想通貨が金と同じような属性を持つためにはまず価値の変動性を押さなければならなくなる。安定した取引が行える体制が整った場合、仮想通貨市場にさらに機関投資家が流入することが考えられるため、様々な仮想通貨の価値は次第に安定すると予想できるだろう。