MoneyTokenは金融機関を通さずに、融資を行える融資プラットフォームだ。MoneyTokenが市場に登場したのは、2018年のことであるものの、既に融資プラットフォームとしては最も多くの顧客の獲得に成功している。

 

MoneyTokenの新しい取り組みについて

2018年8月30日より、MoneyTokenは仮想通貨担保型の無利子ローンを開始した。仮想通貨は価値の変動が激しく、金融業として担保とするには難しい部分も少なくない。特に、ハッキングなどの事件が起きれば、ほとんどの仮想通貨は価値が著しく低下することになる。

 

MoneyTokenの場合は、仮想通貨の保有量に対して、MoneyToken独自の評価額を貸し出すというものであり、仮想通貨を消失したくはないが、法定通貨が一時的に必要という場合には非常に便利なサービスだ。また、ゼロ金利サービスはMoneyTokenIMTトークンを使用して購入することになる。

 

借入の際に預けた仮想通貨は、ローン返済時に返却される。返却される仮想通貨は、借入時に貸された法定通貨の価値と等価値になるものではなく、借入時の数量をそのまま返却するということだ。つまり、仮想通貨の値上がり・値下がりをMoneyTokenは考慮せず、顧客側からすれば、仮想通貨の価値が上がっていても数量が減少することがないことは大きなメリットだと言える。

 

・金融と仮想通貨

金融における仮想通貨のシステムを利用した新しいサービスは、続々と増加しつつある。リップルやステラのように国際送金用のプラットフォームとして開発された通貨を使用しなくても、独自のプラットフォームの開発によって仮想通貨を利用した借入・貸出サービスは今後も増加していくだろう。

 

また、銀行だけでなく証券会社によるプラットフォームや仮想通貨取引所の設立の計画もあることから、大手金融会社による世界的な融資プラットフォームの開発が行われる可能性もある。もちろん、MoneyTokenが世界的なサービスとして展開することも考えられる為、仮想通貨に関する借入・貸出サービスの今後に注目だと言えるだろう。