9月30日に米国でVanEck/SoildX版ETF(投資信託)可否判断が控えている。仮に、このETFが承認されれば、市場への資金流入の引き金になるとして、メディアでも動向が注目されている。


ETFの市場へのインパクト

なぜ、ここまでビットコインETFが注目を集めているかといえば、それが市場への資金を呼び込む引き金になるからだ。現状、ヘッジファンドや機関投資家の仮想通貨への関心は高いとされているが、世界的にみて規制が整っていないため、参入を妨げているとの指摘がある。世界最大で600兆円の資産を運用するブラックロックも、ようやく仮想通貨およびブロックチェーンの部門を立ち上げたばかりだ。今日のデリバティブ市場の規模は10~18京円あるとされているが、それに対し仮想通貨の市場規模はわずか20兆円あまりである。


ETF上場は2019年になるというのが専門家のコンセンサスに

そのため、ETFは多くの専門家や投資家に注目され、メディアでも取り上げられるトピックとなっているが、上場は2019年になるというのが専門家のコンセンサスになりつつある。上場先であるCBOE(シカゴ証券取引所)のトップ、クリス・コキャノン氏はブルームバーグのインタビューで「上場の最終局面にある」と発言しており、すぐには上場されないことを示唆した。仮想通貨投資ファンドのCEOを務めるブライアン・ケリー氏も「早くて上場は2019年2月」と発言しており、その理由としてSEC(米証券取引委員会)が求める取引監視システムを、申請者が用意できていないとの見解を示した。仮想通貨決済企業「アブラ」CEO、ビル・ハーバート氏もケリー氏と同じことを指摘しており、「上場は来年になる」とCNBCの番組で述べている。このように、多くの専門家は、ETF上場が2019年になると予測しているが、9月30日はSECの表明を聞ける機会としても注目を浴びている。21日には、SECの公式サイトから、本日から協議を開始することを通達する文書が発表された。