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BlockchainConference&Pitch 【新生BC事業8社ピッチ】 イベレポ

 

 

7月23日に開催されたBlockchainConference&Pitchイベントはブロックチェーン実証格付協会の主催で各地から集まったブロックチェーン企業8社による事業説明が行われた。

ブロックチェーン業界ではまだまだ、事業内容において混沌とした部分があり信憑性に欠けている点が顕著でありそのために今回この協会を立ち上げたと語られた。

また、協会のスローガンは“トップブロックチェーンバレー”となっている

 

具体的なイベント内容では、ブロックチェーン格付けされた本気ピッチとこれから格付けを受けるルーキーピッチによる登壇が行われた。

 

まず、最初に行われた項目はルーキーピッチによる登壇だ。


Katana Project

VAV Agency(芸能P)


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ネットワーク革命、金融革命、取引革命、それら全てを取り扱うことが可能なプロジェクトで、2013年からブロックチェーンの開発を行っている。組織構成は、分散的に多種多様な業種から志同じくしているベテランによってチーム構成されている。

主なプロジェクト内容としては

1、   Iotとつながり、実業と繋げる

2、   さまざまなコイン・さまざまなブロックチェーンをつなげる

3、   法定通貨と暗号通貨をつなげる

といったブロックチェーンならではの強みを生かしたシステム開発をしている。

主なメリットとしてはインカムやキャピタルをともに受けられるとともにスポンサーとしての広告やさらには、金融革命を起こした仲間として認められるであろう。

技術的な部分では、すでにKatanaプロジェクトにおけるブロック生成時間は0.37秒で構築が可能となっておりこれは現在のブロックチェーン業界で催促を誇っており、この上でDappsによる構築ができれば非常に大きな市場を形成することができるだろう。

 

新機能としてウォレットとDappsの発表イベントを、それぞれ9月と11月に予定しており、将来的にブロックチェーンを使って世界を公平に繋いでいくだろう。


【スポーツビジネス支援】

DELIGHT


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企業としてスポーツビジネスにおいて19年間携わっている。現在DELIGHT.FITという健康アプリとシステムを開発している。長年に渡ってスポーツビジネスを担っている企業として、現代社会は様々な健康問題を抱えていることに直面している。例えば日本政府が負担している医療費であるが年々増加の一途をたどっている。これは今2019年における大きな社会問題であり、今後、この負担を改善していかなければならない。すでに海外ではスポーツや運動による医療に関わる費用が改善される報告があり、運動不足による健康維持の不足改善に努めている。しかし筆者も含め運動するために何かしらの行動を起こしている人はごくわずかであり、そこに改善と打開策を見出そうとしているのがこのDELIGHTだ。

ブロックチェーンを使った健康ポイント(トークン)システムを利用することで運動不足による健康疎外と現在日本が抱えている健康問題を改善できさらには国が負担している医療費の高額化も改善することができるだろう。

技術面においてはブロックチェーンとアプリを併用してシステムを構築し、どれだけの運動量があるかを測定し、データをグループや企業そして政府や自治体に提供することで収益を確保し、ユーザーへはトークンを獲得してもらうことでビジネスモデルを確立していく。獲得したトークンは今後、スポーツ関連の施設などで割引サービスとして利用することが可能になる予定で、ユーザーにとって一定の運動も苦にならず、モチベーションとして生かすことができるだろう。


World of Cryptia

GIANTY


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ブロックチェーンゲームを開発している企業で、ガラゲー時代からモバイル向け公式サイトサービスの開発を始め、スマホ分野でも開発を行っており、ハードゲーム分野でもゲームソフトの開発を行っている。現在はイーサリアムを基軸としたWorld of Cryptiaを開発している。このゲームは、まず、プレイヤーはETHを使って冒険者とダンジョンそして希望があればアイテムを設定し探索を行い、最終的にダンジョン内をアイテム獲得することができる。このアイテムに関しては選択した冒険者やダンジョンによってさまざまに変化し、獲得したアイテムはプラットフォーム内で取引や貸し出し用としてレンタルが可能となっている。このGIANTY World of Cryptiaに関してはすでに公式リリースしている。



ブロックチェーン格付け認定された本気ピッチでは以下の企業が登壇した。


Speciality珈琲流通トレーサビリティ】

エレガント


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コーヒー豆にはランク付けがありその中でもトップクラスのスペシャリティーコーヒーのブランドであるブルーマウンテン・ハワイコナ・ゲイシャの取り扱いを検討している、市場に出回っている突飛クラスのコーヒーは生産コストの高さから、コーヒー一杯が1万円ほどの市場価格となっている。そこで、この付加価値の高いコーヒー豆に対してトレーサビリティーによる管理を行いより付加価値の高いブランドコーヒー豆の提供を日本向けに行う予定だ。一方で海外からの高品質に関しては実は管理が難しく、トレーサビリティでの管理を行うことでブランドを守ることが可能になる。また、コーヒー農園の業者の多くが高コストな生産を担っているのにもかかわらず、搾取によって収益による所得が低い社会的な問題が浮き彫りになっている。そのためトレーサビリティによって収穫時に品質向上が見られれば、それに対するインセンティブを見いだすことで低い所得を改善し品質向上へつなげる事が可能になるだろう。


【国際オークション BC3.0実装】

Exphase

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日本のコンテンツや伝統工芸品などを一級のAUCTIONで世界へ越境ECの展開を目指す企業であり、現在までにアートや有名な作品を取引するオークション市場は日本円にして約6兆円以上といわれている。また、すでにオークション市場においてHollywood Auction の主催や来年開催予定のJapan Auctionを企画している。しかし、このオークション市場の元となるアート市場では様々な問題点がある。例えば骨とう品店やオークションなどで手に入れたアート作品が贋作や違法な捏造品だった場合や、在名している作者に対し二次販売による収益の未配分など深刻化をたどっているのも事実である。また、近年映画やアニメなどでCGなどのテクノロジーを多用していく中で製作費の高騰や収益不足が目立ち始め、アートや伝統工芸品に関しては海外への適切な流通整備が確立できない、最終的には贋作や違法コピーなどが市場へ出回っている。そこで、Nemとマレーシアで共同してLUXTAGのブロックチェーンを開発しており、主に交易や貿易に特化したトレーサビリティが実装する計画となっている。このトレーサびれてぃが実装することができれば、作品における作者と所有者の明白な信ぴょう性を得ることができ、2次販売における取引履歴を記録することで、作者への収益損失を未然に防ぐことが可能になる。また新たな事業として有名な俳優や作品をアートとして販売またはレンタル可能なARTシェアリングを企画しており今後最も期待される企業といえるだろう。


【画像デジタルコンテンツをアセット流通】

LipsJapan クリプトグランウェル


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【新基軸BC競馬Game クリプトダービー】
  プラチナエッグ


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ブロックチェーンゲームを開発しており、既に正式リリースしている。実際の競馬をそのままゲームで再現しており、プレイヤーは馬主となってレースに参加し賞金を獲得したり、競馬場のオーナーとしてレースを企画することでトークンを獲得することができる。

モットーは

稼げる+楽しい=稼ゲー

すでに、正式リリースしているクリプトダービーは今後、大幅なアップデートを控えており、内容として

・馬券機能

競馬レースでユーザーは馬券を購入可能し、配当を獲得できる機能を実装予定

・馬主会

馬主のユーザー同士でアイテム取引ができる機能

ジョッキーの雇用機能

ジョッキーを変更することで馬の性能が向上する機能

など、より競馬業界をデジタル世界で実現できるようなアップデートを予定している。

 

また、プラチナエッグでは新たなゲームとなるマジックランドを開発しており、地球すべてを位置情報ゲーム化しリアルな場所からバーチャルな遊びを実現していく予定だ。具体的なゲーム内容としては、GPSを使った位置情報をもとに各地に出現するモンスターを討伐していくファンタジーな内容であるが、大型モンスターは単独ユーザーで討伐することはできないので周辺地域にいるユーザーが協力し合って攻略していく形になる予定だ。また、ユーザーが獲得したアイテムに関してもプラットフォーム内で取引することが可能になる予定でもある。また、全体的に東京などといった地域そのものを購入することができ、有利なアイテムなどを獲得し、土地としての収益を得ることも可能となっている。

 

また、イベントの最後に特別講演が行われた。

特別講演ではまず最初にスタンダードキャピタル株式会社による登壇が行われた。


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今現在、ブロックチェーンベンチャーと投資家との間にある資金のやり取りについて登壇が行われた。

今、ICOの懐疑的な資金調達が、減少しつつある中で新たな調達法が確立されつつあるが、以前のような懐疑的なものではなく、より信憑性を高め、よりIPOに近いといわれているSTOに着目して、IPOとSTOの大きな違いはブロックチェーンによる管理がされているかの違いであり、規制の基準としてはほぼ証券と変わらない厳しい規制を設けている。近年IEOによる資金調達が目立っているが、信憑性があるかといえば懐疑的でもある。しかし、STO自体もすべての規則が確立できていないため、今後、国家政府を巻き込んだ法案が提案されるであろう。


株式会社ブルーキャッスル


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弊社メディアでもある株式会社ブルーキャッスル(デジタルジャーナル)の李社長も本イベントの特別講演にて対談形式にて登壇が行われた。

李社長は、

メディアについて、日本と中国の間を取り持っており、主なサービスとしては、中国の仮想通貨市場に関する日本への情報発信や日中間のメディア交流、広告表示サービスを事業としている。また、中国とのメディアパートナーは金色財経など強力な企業とパートナーシップを持っている。

 

IEOやSTOについて

STOの問題点について指摘した。

STOに関しては導入する際に厳しい規制項目基準を達成しなければならずまた、費用が約1億円かかるため、プロジェクト側にとっては大きな負担になる。また、STOを実行した際に導入費用に対して、調達できる資金が少なくなる可能性などが挙げられる。IEOに関しては、複数の取引所とKOLによる宣伝販売による資金調達が主な戦略ではあるが、IEO自体が既に衰退し始めている。

また、新たな試みとしてIMOでの資金調達が考えられている、これは取引所とウォレットを利用して、IEOよりも長期間にわたって継続した販売活動を行う形となっており、既にIEOや取引所への上場し、価格が決まっているトークンに対しても有効な手段として見られている。今後、ブロックチェーン企業による資金調達は新たな局面を迎えるだろう。

 

自社プロジェクトであるIPWebについて、

 IPWebは株式会社ブルーキャッスルで開発しているブロックチェーンプロジェクトである。概念としては、中央集権制であるデータセンター(サーバー)を使用せず、個人が持つスマートフォンやパソコンのストレージを分散型ストレージとしてサーバー化し、次世代のネットワークを構築していく。具体的には、ユーザーがアップロードしたデータを細かく分解し、ハッシュ関数を掛けることで暗号化する。暗号化されたコードはIPWebを使っているユーザーにそれぞれ一部分だけが保存される。アップロードしたユーザーへは秘密鍵が発行されるため、特定のグループのみでデータを共有したい場合は、対象に秘密鍵を渡すことで、必要に応じてデータを対象者のデバイスで再構成することができる。また、データそのものを公開したい場合は、ネット上に公開することで、誰もがデータを閲覧することができる。また、アプリケーション内ではhttpsのプロトコルを使用せず、IPWebプロトコルが使用されるため、既存のhttpsを不要にすることができるため、将来的に次世代型のインターネットを構築することができる。

 

ビットコインの価格暴騰による、ブロックチェーン企業の急激な増加と、それに伴う懐疑的なICOが行われ、一時はブロックチェーンへの投資は1種のギャンブルのようになっていたが、技術的な部分から見れば、将来性のあるIT分野でもある。ブロックチェーン市場は懐疑的な部分が多く、何をどう信じれば良いか全くわからない状態ではあるが、ブロックチェーン実証格付協会のような第三者からの視線でブロックチェーン企業を見極め、STOによる、厳しい規制を持って信頼のあるブロックチェーン企業を見いだすことができれば、今後、投資家による投資が活発化し、信頼性のあるブロックチェーンベンチャー企業も活発になるだろう。