コリア・ヘラルドが20日に報じたところによると、韓国の証券取引所であるKRX(韓国取引所)でビットコインETFに関する議論が行われているという。先日、米SEC(米証券取引委員会)はETFの審査を開始したばかりだ。


韓国でもビットコインETFに関して議論か

KRXはコリア・ヘラルドに対し、ビットコインETFへの支持が多いことの認識を示したうえで「ビットコインETF関してのSECの判断を注視している」と語った。また、すでにKRXではETFを支える「強いインデックス(指数)」などに関して議論しているとのことだ。今月、米CFTCとSECの対談の中でも、インデックスを用いることにより、ETFの懸念材料とされる価格操作を防げるとの言及がなされた。KRX幹部によると、金融派生商品の市場を牽引してきた米国の動向はひとつの指標になるようだ。


国内でも議論されている? 

日本国内においてはビットコインETFに関する議論は本格的には行われていないようだ。先月7日、ブルームバーグは金融庁が仮想通貨ETF承認を検討していると報道。しかし、その翌日、コインテレグラフ日本版のインタビューに対し「現時点では、暗号資産を使ったETF承認の検討はしていない」と述べている。


米国のETF動向

先日は、SECが2つのETFの審査を開始。ビットワイズ社が申請したものは4月1日に、ヴァンエック社が申請したものは4月5日までに可否判断が下される。ただし、SECのルール上、いずれのETFもさらに45日の審査期間延長が可能となる。いずれのETFも昨年夏ごろから審査が続いており、本来は2月末に最終可否判断が下される予定であった。しかし、昨年12月末から始まった米政府機関閉鎖が長引いたことにより、ビットワイズとヴァンエック両社は申請を取り下げた。これらのETFは2月15日に政府機関閉鎖が解除されたことにより再申請されたものだ。ビットコインETFは大口マネー流入の入り口になるとして、専門家からも注目されている市場材料である。KRX幹部が語ったように、米国の動向は他国にも影響を及ぼすため引き続き注目を浴びそうだ。