6日、CNBC「クリプトトレーダー」にアナリストのブライアン・ケリー氏とETF申請企業VanEckのガーボック氏が出演した。両氏はそこでETFの実現について見解を述べた。


ビットコインETFの実現は2020年

仮想通貨投資会社BKCMのCEOを務め、CNBCのホストも務めるブライアン・ケリー氏は、ビットコインETFの実現は2020年に実現するとの見解を示し、今年中に承認されることはないと語った。その理由として、SECが求めるようなグローバル基準で規制された取引所がまだないことを挙げ、ナスダックやICEといった世界的な証券取引所に期待している旨を述べた。ケリー氏は2020年までETFの実現はないとコメントしているが、「20年のどこかで承認される自信はある」と、承認自体については前向きな展望を述べている。また、同番組には現在ビットコインETFを申請しているVanEck社のガーボック氏も出演。同氏はETFの必要性について「投資家に安心感を与えるため」と説明。ハッキング被害などが機関投資家の参入を妨げているとし、ETFの実現はビットコインを金融システムに組み込むために必要との見解を述べた。


ビットコインETFの直近の動向

本来、2月27日に可否判断を控えていたVanEck社のETFは、米政府機関閉鎖を理由に、先月23日取り下げられた。しかし、その1週間後、政府機関閉鎖が解除されると再び再申請された。VanEck社とは別のETFを申請するビットワイズ社は、ETFの必要性についてOff the chain(オフ・ザ・チェーン)に投稿している。それによると、ETFは機関投資家が利用するソフトウェアや書類手続きなどと親和性が高く、すぐに「利用できる状態」になるという。ビットワイズがフィナンシャルアドバイザーにアンケートを実施したところ、過半数以上がETFを「好ましい投資方法」と回答したとのことだ。一方、バイナンスCEOは6日に配信したツイッターのライブストリーム内で、ETFはあまり関係ないとの見解を示した。同氏は業界に必要なのは「リアルなプロジェクト」と技術開発の重要性を指摘している。