AP通信は、1846年に設立されたアメリカの大手通信会社であり、その影響力は世界的な規模を誇る、そして、今回ブロックチェーンを活用したニュースの配信に取り組んでいくことがわかった。

 

・ AP通信のブロックチェーン活用について

2018年8月28日、 AP通信とシビルの提携が発表された。内容はニュースコンテンツのライセンスに関するもので、 AP通信は、シビルのプラットフォームであるニュースルームにコンテンツを提供するというものだ。また、 AP通信が提供するコンテンツに対して他のメディアもアクセスできるように調節する。

 

シビルは、ジャーナリズムに関する強みを持つスタートアップ企業であり、ブロックチェーン上のコンテンツ所有権の確保と利用状況の追跡が行えるものだ。

 

そして、 AP通信と同じくブロックチェーンを利用する通信会社は増加しつつある。つまり、 AP通信の取り組みがうまくいけば、シビルや他のブロックチェーンを活用したニュース配信が行われるという流れが一般化する可能性がある。

 

加えて言えば、ブロックチェーン上のコンテンツの所有権は誰にも侵されることがなく、ブロックチェーンの利用者に半永久的にコンテンツを届け続けることが可能だ。

 

・プラットフォームシビルについて

 

 AP通信と提携を結んだシビルはジャーナリズムの世界に大きな変化をもたらす可能性がある。例えば、既存の Google などのブラウザに広告収益のほとんどは独占されており、ニュースを配信する企業まで収益が行き渡らないという問題がある。また、大手ブラウザなどでは広告を見られた回数で検索順位に偏りがあるため、本当に必要な情報が得られるとは限らない。

 

しかし、シビルを利用した場合、これらの問題をすべて解決できる可能性がある。ブロックチェーンを利用したうえでコンテンツの配信権をニュース配信者が持ち続けることが可能であり、他の企業の影響を受けにくいためだ。

 

AP通信のシビルの活用がジャーナリズムの世界に大きな影響を与えることは想像に難くない。そのため、今後のシビルの動向には要注目と言えるだろう。