ブロックチェーンによる契約システムの中では、イーサリアムや NEO 、 CARDANO などが採用しているスマートコントラクト機能が非常に有名だ。スマートコントラクトに対しては、一度行った契約の変更が難しいこと、複雑な契約内容の履行が難しいなどの課題も挙げられているが、スマートコントラクトに対する研究も進んでいる状況だ。

 

そして、オーストラリアでは、政府によるブロックチェーンシステムを用いた契約システムが帰らされることになった。

 

・オーストラリアの新たな契約システムについて

2018年8月29日、オーストラリア科学産業研究機関(CSIRO)、 IBM 、法律事務所ハーバート・スミス・フリーヒルズが共同で契約の効率化を促すブロックチェーンシステムを開発すると発表した。

 

ブロックチェーンのインフラについては、提携を行った企業間や開発を行った企業のみでの運用など限られた開発であることが少なくない。しかし、今回のプロジェクトでるオーストラリア国立ブロックチェーン(ANB)では、大々的なブロックチェーン技術の採用や導入を促していく。

 

加えて言えば、契約内容を事前に盛り込んだプログラムをあらゆる機器に取り込み、ブロックチェーンでつなげることによってあらゆる計画は即座に短縮化されることになる。

 

プロジェクトの第1段階では、 IBM のブロックチェーン技術を利用する。プロジェクトには、政府機関、法律事務所、銀行なども参加する。また、 IBM と政府は直接契約を結んでいることもあり、オーストラリア国内でのブロックチェーン技術の採用はさらに加速度的に進むと見ていいだろう。

 

・IBM と仮想通貨

 IBM は、クラウドサービスでもブロックチェーン技術を提供しており、世界的なブロックチェーン企業となりつつある。加えて言えば、 IBM が関わっているブロックチェーン事業は、多岐にわたり、今後も増加していくことが見込まれている。

 

政府と直接の契約を結んだことも仮想通貨市場にとってはプラスのニュースと言えるだろう。今後の仮想通貨市場にとっても IBM は、注目度の高い企業であり、動向についてもチェックしておこう。