韓国サムスンは20日、新型スマホ「Galaxy10」に関するプレスリリースを発表した。その中には、Galaxy10に仮想通貨ウォレットが搭載されることが記載された。ウォレット搭載に関しては先月、リーク情報が出ていた。


Galaxy10に仮想通貨ウォレット搭載か

Galaxy10のプレスリリース(参照:https://news.samsung.com/us/samsung-galaxy-s10-more-screen-cameras-unpacked-2019/)の中で言及されたのは、次の一文である。

「Galaxy S10は、防衛グレードの高いサムスン・ノックス(Knox)と、ブロックチェーン対応のモバイルサービス用の秘密鍵を格納するハードウェアで保護された安全なストレージで構築されています。」

なお、今回の発表の中では、ウォレットがどのくらいの機能を有しているのか、どの仮想通貨に対応しているのかといった詳細は明かされなかった。事前に噂されていた情報では、Dapps(分散型アプリケーション)の対応も指摘されていたが、ブロックチェーンに関連するサービスについても詳細は不明だ。しかしながら、サムスンのような世界的企業のスマホにウォレットが搭載されるのは初の事例であり、引き続き動向は注目を浴びるだろう。


Galaxy10のこれまでの経緯

先月23日、サムスンの新型スマホ「Galaxy S10」に仮想通貨ウォレットが搭載されているというリーク情報がツイッター上に掲載。リークを行ったベンジャミン・ゲスキン氏のフォロワーは6万人に上り、過去にはiPhone X Plusなどのリークも行っていた。サムスン側は当初この情報を否定していたが、昨年12月には英国で仮想通貨ウォレットの事業申請を行っていたことが明らかになっている。仮想通貨分析家として定評のあるジョセフ・ヤン氏は、リーク情報が流れた際「仮に情報が本当だった場合、市場に与えるインパクトはビットコインETFとBakktを超える」と指摘している。同氏は、仮想通貨ウォレットが搭載されることで、仮想通貨決済の普及が促進されると指摘、さらに参入の障壁となるウォレット作成の手間がはぶけることも大きなメリットになるとの見解を示している。